エッジテクノロジー(4268)初値予想,IPOの定量的な評価及び分析【2月17日上場】

【IPOの初値予想】エッジテクノロジー(4268)のIPOの初値の評価はAです。
エッジテクノロジのIPOの初値評価
※進捗業績は、初値の評価には含まれていませんが、参考として記載しています。

●エッジテクノロジーの評価の概要

●好材料 ●悪材料
・情報・通信業の平均騰落率が高くIPOの人気が高いです。
・直近数年の業績が上昇傾向にあり、成長力が高いです。
・主要株主の上場時売買が制限(ロックアップ)が良く掛かっています。
・IPOで市場から吸収される金額が多いです。

●IPOの評価コメント
エッジテクノロジーは、吸収金額だけを見ると約10.9億円ということでIPOの初値高騰はしにくいです。
また、公募価格での時価総額は、37.1億円となっています。

・下記、今期第2四半期までの業績進捗率です。
 前期に対して、売上高:65%、純利益:219%です。
・下記、エッジテクノロジーの事業内容です。
 AI 実装の支援及びビッグデータ解析コンサルティング
・セカンダリーの高値の評価は、9.5です。
※【IPO評価】IPOのセカンダリー市場における高値の評価と分析はこちらです。
※【IPO分析】上場日から初値形成までの日数が高値の上昇に及ぼす影響の分析はこちらです。

●独自のIPOの評価により算出したエッジテクノロジー初値予想と上場結果

株価(円) 騰落率(%) PER(株価収益率) PBR(株価純資産倍率) 吸収金額(億円)
初値予想(マスターカーブ法) 780 122.9 346.5 39.5 24.31
初値予想(吸収金額推定法) 1,160 231.4 515.3 58.7 36.15
初値 694 98.3 308.3 35.1 21.63
高値 794 14.4 352.7 40.2 24.75

※IPOの初値予想のデータは、公募価格を基に算出しています。
※【IPO評価】IPOの評価方法と初値騰落率についての分析はこちらです。

●エッジテクノロジーの参考データ

公募価格 騰落率+100% 騰落率+200% 騰落率+300%
PER(株価収益率) 155.5 311 466.5 622
PBR(株価純資産倍率) 17.7 35.4 53.1 70.8
吸収金額(億円) 10.91 21.82 32.72 43.63

※IPOの参考データは、公募価格を基に算出しています。
※【IPO分析】IPOの吸収金額と初値騰落率の関係についての分析はこちらです。

●エッジテクノロジーの基本データ

上場日 企業名 銘柄コード 想定価格 仮条件下限(円) 仮条件上限(円) 公募価格(円)
2月17日 エッジテクノロジー 4268 690 300 350 350
決算月 市場 業種 主幹事 配当(円/100株) 優待(円/株) 総利回り(円/100株)
4 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券


●エッジテクノロジーの株式データ

公募株式数 売出株式数 OA 公開株式数 上場時発行済株式数 最大公開個数
544,000 2,166,000 406,500 3,116,500 10,613,000 31,165

※当初の予定公募株式数613,000株のうち、訂正された公募株式数は、544,000株となります。
※当初の予定売出株式数2,409,600株のうち、日本国内の確定した売出株式数は、2,166,000株となります。
※当初の予定オーバーアロットメント(OA)の株式数453,300株のうち、日本国内の確定したOA株式数は、406,500株となります。

●エッジテクノロジーの企業業績

年度 2018 2019 2020 2021 今期進捗(第2Q)
売上高(億円) 9.24 11.3 15.79 14.67 9.58
純利益(億円) 0.01 -0.25 0.48 0.24 0.52
純資産額(億円) 0.75 0.5 0.98 1.22 1.72
総資本(億円) 4.97 5.87 5.33 4.27 5.06
自己資本比率(%) 15 8.5 18.5 28.6 33.9
売上高利益率(%) 0.1 -2.2 3.1 1.6 5.4
ROE(自己資本利益率)(%) 1.7 -39.7 65 21.6 35.6
ROA(総資本利益率)(%) 0.3 -4.6 8.6 5 11.2

※企業業績は、連結データを記載。連結データがなければ単体データを記載。
  資本組入額:87.58百万円

※【IPO分析】IPOの成長力と初値騰落率の関係についての分析はこちらです。

●エッジテクノロジーのロックアップの状況

持株比率順位 上場時保有率(%) 上場時保有株数 ストックオプション ロックアップの日数 ロックアップの解除(倍率)
持株比率 1位 70.0 7,434,000 0 180
持株比率 2位 2.8 300,000 16,940 180
持株比率 3位 0.9 100,000 23,530 180
持株比率 4位 0.0 0 40,000 180
持株比率 5位 0.0 0 30,000 180
持株比率 6位 0.0 0 12,390 180
持株比率 7位 0.0 0 9,140 180
持株比率 8位 0.0 0 6,280 180
持株比率 9位 0.0 0 6,280 180
持株比率 10位 0.0 0 6,110 180

※保有率、保有株数にストックオプションは考慮していません。
 持株比率は、ストックオプション及び上場前の株式保有数を考慮した順位になっています。

※【IPO分析】IPOのロックアップと初値騰落率の関係についての分析はこちらです。

●エッジテクノロジーのIPO引受証券会社

証券会社 引受率(%) 引受株式数 引受個数
SMBC日興証券 92.0 2,493,400 24,934
野村證券 5.0 135,500 1,355
SBI証券 1.8 48,700 487
楽天証券 0.5 13,500 135
いちよし証券 0.3 8,100 81
極東証券 0.2 5,400 54
松井証券 0.2 5,400 54


●IPOの相場動向

市場 業種 吸収金額 主幹事
区分 マザーズ 情報・通信業 10~15億円 SMBC日興証券
参照データ数 384 198 213 101
初値勝率(%) 88.8 90.9 68.1 78.2
初値騰落率(%) 107.7 138.5 28.5 97
初値騰落率σ(%) 126.7 157.7 48.2 147.6
初値-公募価格の吸収金額(億円) 14.05 17.1 12.86 11.28
初値吸収金額σ(億円) 24.53 31.74 34.96 17.89
高値勝率(%) 66.1 66.2 58.7 58.4
高値騰落率(%) 10.1 9.8 8.7 8.7
高値騰落率σ(%) 7.5 7.3 7.5 7.9
高値-初値の吸収金額(億円) 4.44 5.33 7.72 3.73
高値吸収金額σ(億円) 11.08 14.89 15.11 5.17

※市場、業種、吸収金額、主幹事のデータは、2016年からのIPOのデータを基に算出しました。
※初値騰落率σ、初値吸収金額σの項目は、標準偏差です。(区分ごとの初値騰落率、初値吸収金額に対する振れ幅の想定です。)
(68.3%の確率で1×σの振れ幅に入ります。2×σでは95.4%の確率になります。)

※IPOの初値などの予想および高値の評価は、仮条件・公募価格等の決定後に修正することがあります。
以上、エッジテクノロジー(4268)のIPOの評価および分析と初値予想でした。