【IPOランキング】2018年に初値や高値が騰落した銘柄ランキング

2018年に初値及び高値が騰落した銘柄をまとめました。

今年はIPOで株式会社が90社も上場しました。去年は89社が上場したので、今年もほぼ同程度の上場社数でした。
2018年、今年前半の上場企業が多く勢いが良かったので、100社を超えるのかと期待していましたがもう少しでしたね。

では、早速初値騰落率ランキングから見ていきましょう。

初値騰落率トップ10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 初値騰落率(%)
1 HEROZ 4382 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 988.9
2 アジャイルメディア・ネットワーク 6573 マザーズ サービス業 みずほ証券 415.7
3 ビープラッツ 4381 マザーズ 情報・通信業 野村證券 354.5
4 Mマート 4380 マザーズ 情報・通信業 みずほ証券 333.9
5 ジェイテックコーポレーション 3446 マザーズ 金属製品業 SMBC日興証券 331.1
6 RPAホールディングス 6572 マザーズ サービス業 SBI証券 300.0
7 Kudan 4425 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 276.3
8 エーアイ 4388 マザーズ 情報・通信業 SBI証券 250.0
9 ZUU 4387 マザーズ 情報・通信業 野村證券 246.9
10 ベストワンドットコム 6577 マザーズ サービス業 SMBC日興証券 242.5

初値騰落率ワースト10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 初値騰落率(%)
1 ポート 7047 マザーズ サービス業 大和証券 -37.2
2 自律制御システム研究所 6232 マザーズ 機械業 みずほ証券 -16.8
3 Delta-Fly Pharma 4598 マザーズ 医薬品業 みずほ証券 -8.1
4 キュービーネットHD 6571 東証1部 サービス業 大和証券 -6.0
5 ワールド 3612 東証1部 繊維製品業 野村證券 -5.0
6 アルテリア・ネットワークス 4423 東証1部 情報・通信業 SMBC日興証券 -4.8
7 信和 3447 東証2部 金属製品業 野村證券 -3.8
8 ナルミヤ・インターナショナル 9275 東証2部 小売業 SMBC日興証券 -3.8
9 ソフトバンク 9434 東証1部 情報・通信業 野村證券 -2.5
10 SBIインシュアランスグループ 7326 マザーズ 保険業 みずほ証券 0.0

全体の初値騰落率の平均値は、104.9%でした。

初値損益トップ10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 初値損益(円)
1 HEROZ 4382 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 4,450,000
2 アジャイルメディア・ネットワーク 6573 マザーズ サービス業 みずほ証券 1,247,000
3 RPAホールディングス 6572 マザーズ サービス業 SBI証券 1,071,000
4 ベストワンドットコム 6577 マザーズ サービス業 SMBC日興証券 1,050,000
5 Kudan 4425 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 1,028,000
6 ビープラッツ 4381 マザーズ 情報・通信業 野村證券 780,000
7 ジェイテックコーポレーション 3446 マザーズ 金属製品業 SMBC日興証券 745,000
8 Mマート 4380 マザーズ 情報・通信業 みずほ証券 414,000
9 リンク 4428 マザーズ 情報・通信業 SBI証券 404,000
10 イーエムネットジャパン 7036 マザーズ サービス業 みずほ証券 400,000

初値損益ワースト10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 初値損益(円)
1 自律制御システム研究所 6232 マザーズ 機械業 みずほ証券 -57,000
2 ポート 7047 マザーズ サービス業 大和証券 -55,000
3 Delta-Fly Pharma 4598 マザーズ 医薬品業 みずほ証券 -38,500
4 ワールド 3612 東証1部 繊維製品業 野村證券 -14,500
5 キュービーネットHD 6571 東証1部 サービス業 大和証券 -13,500
6 アルテリア・ネットワークス 4423 東証1部 情報・通信業 SMBC日興証券 -6,000
7 ナルミヤ・インターナショナル 9275 東証2部 小売業 SMBC日興証券 -5,900
8 信和 3447 東証2部 金属製品業 野村證券 -4,400
9 ソフトバンク 9434 東証1部 情報・通信業 野村證券 -3,700
10 SBIインシュアランスグループ 7326 マザーズ 保険業 みずほ証券 0

全体の初値損益の平均値は、245,771円でした。

高値騰落率トップ10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 高値騰落率(%)
1 ラクスル 4384 マザーズ 情報・通信業 大和証券 24.3
2 EduLab 4427 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 21.4
3 プロレド・パートナーズ 7034 マザーズ サービス業 みずほ証券 20.9
4 RPAホールディングス 6572 マザーズ サービス業 SBI証券 20.8
5 メルカリ 4385 マザーズ 情報・通信業 大和証券 20.0
6 フロンティア・マネジメント 7038 マザーズ サービス業 みずほ証券 20.0
7 エーアイ 4388 マザーズ 情報・通信業 SBI証券 19.7
8 ヒューマン・アソシエイツHD 6575 マザーズ サービス業 大和証券 19.4
9 Amazia 4424 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 18.3
10 コンヴァノ 6574 マザーズ サービス業 野村證券 18.3

高値騰落率ワースト10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 高値騰落率(%)
1 VALUENEX 4422 マザーズ 情報・通信業 SBI証券 0.0
2 ソフトバンク 9434 東証1部 情報・通信業 野村證券 0.1
3 香陵住販 3495 JQS 不動産業 みずほ証券 0.4
4 SBIインシュアランスグループ 7326 マザーズ 保険業 みずほ証券 0.4
5 極東産機 6233 JQS 機械業 SMBC日興証券 0.4
6 AmidAホールディングス 7671 マザーズ 小売業 野村證券 0.5
7 グッドライフカンパニー 2970 JQS 不動産業 みずほ証券 0.6
8 フェイスネットワーク 3489 マザーズ 不動産業 野村證券 0.6
9 システムサポート 4396 マザーズ 情報・通信業 大和証券 0.6
10 日総工産 6569 東証1部 サービス業 みずほ証券 0.7

全体の高値騰落率の平均値は、8.1%でした。

高値差益トップ10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 高値差益(円)
1 RPAホールディングス 6572 マザーズ サービス業 SBI証券 297,000
2 ジェイテックコーポレーション 3446 マザーズ 金属製品業 SMBC日興証券 150,000
2 プロレド・パートナーズ 7034 マザーズ サービス業 みずほ証券 150,000
4 Kudan 4425 マザーズ 情報・通信業 SMBC日興証券 140,000
5 ビープラッツ 4381 マザーズ 情報・通信業 野村證券 139,000
6 リンク 4428 マザーズ 情報・通信業 SBI証券 127,000
7 イーエムネットジャパン 7036 マザーズ サービス業 みずほ証券 107,000
8 アズーム 3496 マザーズ 不動産業 みずほ証券 100,000
9 ZUU 4387 マザーズ 情報・通信業 野村證券 100,000
10 メルカリ 4385 マザーズ 情報・通信業 大和証券 100,000

高値差益ワースト10

順位 銘柄名 コード 上場市場 業種 主幹事 高値差益(円)
1 VALUENEX 4422 マザーズ 情報・通信業 SBI証券 0
2 ソフトバンク 9434 東証1部 情報・通信業 野村證券 100
3 極東産機 6233 JQS 機械業 SMBC日興証券 300
4 香陵住販 3495 JQS 不動産業 みずほ証券 700
5 AmidAホールディングス 7671 マザーズ 小売業 野村證券 800
6 SBIインシュアランスグループ 7326 マザーズ 保険業 みずほ証券 900
7 グッドライフカンパニー 2970 JQS 不動産業 みずほ証券 1,200
8 リーガル不動産 3497 マザーズ 不動産業 SMBC日興証券 1,600
9 フェイスネットワーク 3489 マザーズ 不動産業 野村證券 2,000
10 チームスピリット 4397 マザーズ 情報・通信業 野村證券 2,000

全体の高値差益の平均値は、38,528円でした。

IPOランキングのまとめ

初値ランキングでは、HEROZが目を引きましたね。
初値騰落率が988.9%とは、恐れ入りました。
公募価格の10倍上(10.889倍)になり、IPOでテンバガー達成ですね。
あの瞬間は気持ちが高ぶって、IPOでテンバガー達成について記事を一つ書いたくらいです。
初値利益も445万円と見たこともないような高額なお宝銘柄になりましたね。

その他、ソフトバンクが12月に上場しましたが、初値騰落率が-2.5%と少し残念な結果になりましたね。
しかし、10億円前後の吸収金額のIPOが多い中で、約2兆円規模の吸収金額でよく持ちこたえたものです。
ただ、これだけの規模のIPOがあると、ソフトバンクの上場日周辺のIPOは予想が難しい状況でしたね。
さらに年末あたりは、政治的に不安定な局面が続いていて、IPOの最終上場日(12/25)に至っては、日経平均が-1,000円と大波乱が起こりました。
前日から公募割れ気配で初値が付かず、12/25日に持ち越したポートの初値騰落率は37.2%と大暴落でした。

今年のトップランキングでは、全てがマザーズが占めていました。
JQSなどは圏外で、1社も入っていませんでした。
このことから、今年のIPOはマザーズIPOへの申込一択の年でしたね
以上、2018年のIPOランキングのまとめでした。

来年も引き続き皆様のIPOを狙う際の一助となれるよう、詳細な評価を行っていきます。
では、皆様も良い年をお過ごしください。

2018年12月25日 | カテゴリー : ipo | 投稿者 : わい