エスキュービズム（3982）の評価はAです。
初値は2760円近辺（+120.8％）になると予想します。
下記、事業内容です。
オムニチャネルプラットフォームの構築, 家電製造販売, 中古車販売
※３月13日に追記
普通株式の東京証券取引所マザーズ市場への上場を予定していましたが、確認すべき事項が発生し、当該確認に時間を要するものと判断したことから、募集株式発行並びに株式売出しの中止と、それに伴う上場手続きの延期を決議したそうです。
●好材料
市場から吸収される金額が少ないです。
情報・通信業の平均騰落率が高く人気が高いです。
直近数年の業績が上昇傾向にあり、成長力が高いです。
前期に対する今期業績の進捗が好調です。
●悪材料
主要株主の上場時売買が制限（ロックアップ）の掛かりが悪いです。
●コメント
吸収金額だけを見ると約5億円ということで初値高騰しやすいです。
業種人気度、成長力共に高く、利益の進捗率も非常に高いです。
予想を上振れる可能性が高いです。
下記、今期第3四半期の業績進捗率です。
前期に対して、売上：75％、利益：1120％です。
●独自評価により算出した初値予想値
・初値予想値（マスターカーブ法）
初値（円）：2,760（+120.8％）
PER(株価収益率)：488.0
PBR(株価純資産倍率)：50.5
吸収金額（円）：1,110,900,000
・初値予想値（吸収金額推定法）
初値（円）：2,500（+100.0％）
PER(株価収益率)：442.0
PBR(株価純資産倍率)：45.8
吸収金額（円）：1,006,250,000
●相場動向
マザーズ市場の初値勝率（％）：87.5
マザーズ市場の平均初値騰落率（％）：90.4
マザーズ市場の初値-公募価格の吸収金額の平均額（円）：676,170,819
情報・通信業の初値勝率（％）：92.0
情報・通信業の平均初値騰落率（％）：148.2
情報・通信業の初値-公募価格の吸収金額の平均額（円）：777,647,384
吸収金額5～10億円の初値勝率（％）：100.0
吸収金額5～10億円の平均初値騰落率（％）：109.6
吸収金額5～10億円の初値-公募価格の吸収金額の平均額（円）：724,695,500
主幹事がみずほ証券の初値勝率（％）：77.8
主幹事がみずほ証券の平均初値騰落率（％）：52.0
主幹事がみずほ証券の初値-公募価格の吸収金額の平均額（円）：123,440,328
●株式詳報
・基本データ
上場日：3月22日
企業名：エスキュービズム
銘柄コード：3982
上場市場：マザーズ
業種：情報・通信業
主幹事：みずほ証券
仮条件上限（円）：1,250
PER(株価収益率)：221.0
PBR(株価純資産倍率)：15.3
吸収金額（円）：503,125,000
※PER及びPBR、吸収金額は、仮条件上限を基に算出しています。
・株式データ
公募株式数：100,000
株式売出数：250,000
OA数（オーバーアロットメント数）：52,500
公開株式数：402,500
上場時発行済み株式総数：2,122,800
・企業業績
データは2015年、2016年、今期進捗(第3四半期)の順に記載
売上高（円）：3,860,406,000、5,534,008,000、4,124,920,000
当期純利益（円）：7,984,000、12,007,000、134,495,000
純資産額（円）：81,159,000、115,998,000、250,494,000
総資本（円）：1,593,974,000、2,179,064,000、2,402,013,000
自己資本比率（％）：5.1、5.3、10.4
売上高利益率（％）：0.2、0.2、3.3
ROE(自己資本利益率),（％）：19.6、12.2、73.6
ROA(総資本利益率),（％）：1.0、0.6、5.9
以上、エスキュービズムの初値予想です。
