【IPOの初値予想】シンプレクス・ホールディングス（4373）のIPOの初値の評価はCです。

※進捗業績は、初値の評価には含まれていませんが、参考として記載しています。

●シンプレクス・ホールディングスの評価の概要

●好材料	●悪材料
・情報・通信業の平均騰落率が高くIPOの人気が高いです。	・IPOで市場から吸収される金額が多いです。
●IPOの評価コメント
シンプレクス・ホールディングスは、吸収金額だけを見ると約125.3億円ということでIPOの初値高騰は非常に厳しいです。 また、公募価格での時価総額は、782.3億円となっています。 ・下記、今期第1四半期までの業績進捗率です。 　前期に対して、売上高：29％、純利益：36％です。 ・下記、シンプレクス・ホールディングスの事業内容です。 　コンサルティングサービス、システム開発、運用保守 ・セカンダリーの高値の評価は、7.0です。 ※【IPO評価】IPOのセカンダリー市場における高値の評価と分析はこちらです。 ※【IPO分析】上場日から初値形成までの日数が高値の上昇に及ぼす影響の分析はこちらです。

●独自のIPOの評価により算出したシンプレクス・ホールディングス初値予想と上場結果

	株価（円）	騰落率（％）	PER(株価収益率)	PBR(株価純資産倍率)	吸収金額（億円）
初値予想（マスターカーブ法）	1,780	9.9	28.8	2.7	137.63
初値予想（吸収金額推定法）	1,710	5.6	27.7	2.6	132.22
初値	1,660	2.5	26.9	2.5	128.35
高値	2,060	24.1	33.3	3.2	159.28

※IPOの初値予想のデータは、公募価格を基に算出しています。
※【IPO評価】IPOの評価方法と初値騰落率についての分析はこちらです。

●シンプレクス・ホールディングスの参考データ

	公募価格	騰落率+100％	騰落率+200％	騰落率+300％
PER(株価収益率)	26.2	52.4	78.6	104.8
PBR(株価純資産倍率)	2.5	5	7.5	10
吸収金額（億円）	125.26	250.51	375.77	501.03

※IPOの参考データは、公募価格を基に算出しています。
※【IPO分析】IPOの吸収金額と初値騰落率の関係についての分析はこちらです。

●シンプレクス・ホールディングスの基本データ

上場日	企業名	銘柄コード	想定価格	仮条件下限(円)	仮条件上限(円)	公募価格（円）
9月22日	シンプレクス・ホールディングス	4373	1,520	1,520	1,620	1,620
決算月	市場	業種	主幹事	配当(円/100株)	優待(円/株)	総利回り(円/100株)
3	東証1部	情報・通信業	ＳＭＢＣ日興証券及びみずほ証券	2,681(利回り：1.7%)	–	–

※配当性向の目標は、30％です。配当額は今期の予想純利益の30％とした場合（配当性向：30％）の算定結果です。

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●シンプレクス・ホールディングスの株式データ

公募株式数	売出株式数	OA	公開株式数	上場時発行済株式数	最大公開個数
0	6,291,200	1,440,700	7,731,900	48,291,800	77,319

※当初の予定売出株式数9,604,800株のうち、日本国内の確定した売出株式数は、6,291,200株となります。

●シンプレクス・ホールディングスの企業業績

年度	2020	2021	今期進捗(第1Q)
売上高（億円）	255.08	275.32	78.85
純利益（億円）	7.58	29.84	10.79
純資産額（億円）	292.64	314.57	325.51
総資本（億円）	617.68	616.78	607.95
自己資本比率（％）	47.4	51	51.8
売上高利益率（％）	3	10.8	13.7
ROE(自己資本利益率)（％）	–	9.8	3.4
ROA(総資本利益率)（％）	–	4.8	1.8

※企業業績は、連結データを記載。連結データがなければ単体データを記載。
　 資本組入額：0.00百万円

※【IPO分析】IPOの成長力と初値騰落率の関係についての分析はこちらです。

●シンプレクス・ホールディングスのロックアップの状況

持株比率順位	上場時保有率(％)	上場時保有株数	ストックオプション	ロックアップの日数	ロックアップの解除(倍率)
持株比率 1位	29.7	14,359,100	0
持株比率 2位	17.3	8,355,500	3,686,000	360
持株比率 3位	12.6	6,076,800	703,000	360
持株比率 4位	7.1	3,404,800	0
持株比率 5位	3.1	1,517,300	1,083,000	360
持株比率 6位	4.6	2,228,200	323,000	360
持株比率 7位	4.9	2,377,500	0	360
持株比率 8位	2.7	1,310,600	0	360
持株比率 9位	1.9	917,500	0	360
持株比率 10位	1.3	628,600	0	360

※保有率、保有株数にストックオプションは考慮していません。
　持株比率は、ストックオプション及び上場前の株式保有数を考慮した順位になっています。

※【IPO分析】IPOのロックアップと初値騰落率の関係についての分析はこちらです。

●シンプレクス・ホールディングスのIPO引受証券会社

証券会社	引受率（％）	引受株式数	引受個数
ＳＭＢＣ日興証券	44.0	2,768,600	27,686
みずほ証券	22.0	1,384,000	13,840
大和証券	5.0	314,500	3,145
野村證券	5.0	314,500	3,145
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券	5.0	314,500	3,145
松井証券	5.0	314,500	3,145
マネックス証券	5.0	314,500	3,145
ＳＢＩ証券	5.0	314,500	3,145
東海東京証券	2.0	125,800	1,258
岡三証券	2.0	125,800	1,258

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●IPOの相場動向

	市場	業種	吸収金額	主幹事
区分	東証1部	情報・通信業	20億円超	ＳＭＢＣ日興証券
参照データ数	33	145	149	76
初値勝率（％）	39.4	92.4	67.1	80.3
初値騰落率（％）	5.7	164.4	30.6	116
初値騰落率σ（％）	19.7	170	52.8	163.9
初値-公募価格の吸収金額（億円）	2.35	19.33	14.01	12.53
初値吸収金額σ（億円）	35.91	35.61	40.17	19.07
高値勝率（％）	30.3	64.8	57.7	57.9
高値騰落率（％）	3.6	9.9	8.5	8.8
高値騰落率σ（％）	3.7	7	6.9	7.3
高値-初値の吸収金額（億円）	8.53	5.61	8.44	3.53
高値吸収金額σ（億円）	10.96	17.03	17.54	4.31

※市場、業種、吸収金額、主幹事のデータは、2016年からのIPOのデータを基に算出しました。
※初値騰落率σ、初値吸収金額σの項目は、標準偏差です。（区分ごとの初値騰落率、初値吸収金額に対する振れ幅の想定です。）
（68.3％の確率で1×σの振れ幅に入ります。2×σでは95.4％の確率になります。）

※IPOの初値などの予想および高値の評価は、仮条件・公募価格等の決定後に修正することがあります。
以上、シンプレクス・ホールディングス（4373）のIPOの評価および分析と初値予想でした。